その人の嗜好性には、
実にその人自身が表象されるものだ。
そんな「選ぶ」という行為には人間がにじみ出る。
人を選ぶ、言葉を選ぶ。
その選んだものこそがその人間の周縁であり、
周縁によって形作られたアウトラインはその人の本質を映し出す。

「他人は鏡」と言われるのもその一部だ。
周りの人々を見ればその人がどんな人生を送っているかがわかる。
好きな本、好きな空間、好きな音楽、好きなサイト。
たとえ本人がいくら言葉で否定したとて、
そこからにじみ出る嗜好性は否定できないたぐいのものだ。
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